桐生の街中で養蚕。OPEN NNW SILK LAB.

10月17日に桐生市の街中のビルの一室で養蚕に取り組む「NNW SILK Lab.」が1日限定で一般公開されました。場所は本町6丁目の本町通りから路地を入った閑静な住宅街の中です。
「OPEN NNW SILK LAB.」と題した今回の一般公開では、現在「NNW SILK Lab.」で飼育中の1万5,000匹の蚕を始め、座繰り機などの養蚕道具などの公開や体験、機織り体験などができる工房 風花(桐生市東久方町)の出張展示&ワークショップなどが開催され、お子さん連れの家族を中心に賑わいを見せていました。
「NNW SILK Lab.」は、本町6丁目に事業所を構えるプログラミング会社、株式会社シカク(CICAC Inc.)などが参画する株式会社NEXT NEW WORLDが手掛ける養蚕のプロジェクト。赤城山南麓で育った私としては、養蚕農家や桑の木は昔から馴染み深いものですが、桐生の市街地周辺では養蚕農家はほとんど存在しなかったようです。
絹の街である桐生の真ん中で養蚕に取り組む。「NNW SILK Lab.」の挑戦が桐生に、そして世界に向けてどのような新しいメッセージを発信してくれるのか。今後の展開に期待しましょう。
※画像には蚕が写っています。苦手な方はご注意願います。