桐生版スモール・ビジネス・サタデー

13日夜、荒木市長の呼びかけのもと商店街関係者が集まり「まちづくりミーティング」が開催されました。私は桐生商店連盟の理事として参加。議題は荒木市長の公約でもある「桐生版スモール・ビジネス・サタデーの推進」です。
「スモール・ビジネス・サタデー」とはアメリカで広がった動きで、感謝祭(11月の第4木曜日)である「ブラック・フライデー(クリスマスセール)」と、感謝祭後の月曜日である「サイバー・マンデー(オンライン店舗のセール)」の間に挟まれた土曜日を「スモール・ビジネス・サタデー」として小規模小売店がセールを行い、地元の商店街等での買い物を推奨するものとなります。
今回の提案では、地元桐生の商店街での買い物を促進する取り組みについて市長から説明があり、商店連盟の今川理事長以下、17名の参加者がそれぞれ商店街の現状について意見を述べて意見を交わしました。
参加者の中からは、旧桐生市が過疎指定されたことに対する危機感や空き地や空き家の活用について、レトロな雰囲気を活かしたまちづくりの推進など、様々な意見が出されましたが、これから新たな取り組みをしていくべきという方向性は共有されたように思います。


私からは、現在はSNSからの情報をだけで来店するお客さんが増えてきていることから、ディスティネーションストア(目的地として選ばれるお店)との連携や、個々のお店で発信きない部分を補いながら街全体として発信する仕組みづくりに繋げてもらいたいといった意見を述べさせていただきました。
スモール・ビジネス・サタデーに関しての内容はこれからとなりますが、全体で動き出すことに意義があると思います。コロナ禍によりテレワーク等が加速して、商業はあり方そのものの転換を迫られていますが、コミュニティの場としての商店街の位置づけは意識的に守っていかなければいけません。今後の展開に期待したいと思います。