孫へのバトン。桐生市錦町の銭湯『上の湯』が再開

7月7日にリニューアルオープンした桐生市錦町の銭湯「上の湯」に寄らせていただきました。先代の入院がきっかけで2月から休業となっていた銭湯をお孫さんご夫婦が引き継いで、この度の開業に至ったものです。
記事を下記リンクに記載しましたのでご覧ください。
https://hatanone.com/archives/695 (桐生市ポータルサイト「はたのね」)
最盛期には40軒以上あったという桐生の銭湯も2軒を残すのみ。上の湯さんには初めて寄らせていただきましたが、天井が高く中庭があるなど豪華な作りで、これまで寄らせていただいた桐生市内の銭湯で一番大きいのではないかと感じます。きっと、当時贅を尽くして作られた最新の銭湯だったのでしょう。
上の湯には10円で動くマッサージ機や建築時からの鯉のタイル絵など、昔からの雰囲気が残っており、若い人にとっては銭湯そのものが非日常の体験になるかも知れません。銭湯は近隣住民の皆さんの生活を支える機能としてはもちろんのこと、銭湯を目的とした観光資源としても価値がある場所だと感じました。今度は湯船に入りに寄りたいと思います。
若手が継承して残った銭湯の灯り。上の湯が末永く愛される銭湯となっていくことを願っています。