桐生市議会新型コロナウイルス感染症対策支援本部が設置されました
8月20日の群馬県内への緊急事態宣言の発出に先立つ17日付で桐生市議会新型コロナウイルス感染症対策支援本部が設置され、本日午前中に2回目の支援本部会議が実施されました。同支援本部は昨年11月に運用開始となった「桐生市議会 業務継続計画(議会BCP)」に基づくものです。
【BCPとは?】
BCPとは事業継続計画(Business Continuity Plan)の頭文字を取ったもので、企業や自治体などが、災害やテロ、感染症の蔓延など危機的な状況下に置かれた場合でも正常な機能を維持できるよう、非常事態における組織運営の在り方や組織体制を予め定め、不測の事態に備える計画となります。
【支援本部の位置付け】
桐生市議会BCPの中で、桐生市が災害対策本部(今回においては新型コロナウイルス感染症対策本部)を設置した場合、桐生市議会の中に支援本部を設置することができると規定しており、今回はこれらの規定を初めて適応し、支援本部を設置したものとなります。支援本部の機能としては市感対策本部から議会への情報提供、議員が収集した情報の市対策本部への提供、緊急を要する判断の協議などが挙げられます。緊急時における議員個々の動きが市対策本部の動きを阻害してしまうことのないよう、情報の連絡系統を一本化して、議会として全会派が参加できる報告・協議の場を設けることでスピーディーな対応に繋げていくことが支援本部の目指す部分です。
【夏休み明けの学校等の対応は学校規模等に応じて検討】
本日の支援法部の会議では緊急事態宣言期間中における市立学校等の対応について報告がありました。その中で、8月25日の始業式は給食なしで放課(黒保根小を除く)とすること、26日と27日は4時間授業・給食・放課、人数の多い学校では下校時間をずらす、人数の多いクラスは教室を分ける又は変更する、学校行事の延期等の方針が示されました。基本的には一律の分散登校等は実施せず、学校やクラスの規模によって分散を図って対応をしていくことになります。現在、各学校において協議を行っていますので、詳細については各学校からの連絡をお待ち下さい。
緊急事態宣言中は市民の皆様に様々ご不便をおかけする場面があろうかと思いますが、引き続き感染症拡大防止対策へのご協力をいただきますようお願い申し上げます。