全国の商店街青年部の仲間と見識を高める
本日は「全国商店街青年部指導者研修会」にオンラインで参加。北は北海道から南は鹿児島県まで全国の商店街関係者の若手60名が参加しての研修会となります。私は群馬県の商店街青年部長として参加させていただきました。
研修会の中では「コロナ禍、非対面時代の SNS 活用により売上げアップ」と題して、(株)ソーシャルメディアマーケティング代表の菅野様にご講演をいただき、前半ではコロナ禍における WEBマーケティングの変化、主なSNSと特徴、後半では成果を上げる投稿手法、スマホ5G 時代の動画活用の勧めなど、具体的な業態別のSNS決用事例も含めて詳細に解説をしていただきました。
コロナ禍の中、不要不急による消費の大幅な減少、非接触型ビジネスへの転換、急激なオンライン化など、過去のやり方が全く通用しない世界となり、対面が売りの商店街には厳しい時代に突入してきました。商店街や各商店が全てのSNSを網羅して対応していくことにはハードルがありますが、女性ユーザーに強いInstagramや、若者に強いTwitter、40代以上に強みのあるFacebook、動画での商品紹介等へのYouTubeの活用、ローカルに顧客と結びつきをつくるLINEなど、それぞれの商店が発信したい商品やターゲットに応じたSNSの使い分けについて、改めてその重要性を実感したところです。
ネットショッピングが当たり前となり、必要なものは自宅でも簡単に手に入るようになりました。時代とともに商店街はものを売る場所から、コミュニティを守っていく場所に役割が変わってきたように感じます。菅野様いわく、SNSは広告ではなくお客様との関係性を見せることが重要だそうです。SNSを通じて、商店街のコミュニティが伝わる情報発信に取り組んで行くことで、ネットとリアル双方向のコミュニケーションが構築できるのではないかと感じました。
SNSは知れば知るほど奥が深いですね。商店街としても個人としても、しっかり伝わるようなSNSの活用法についてもっと研究していきたいと思います。
今回貴重な学びの機会をいただいた全国商店街振興組合連合会の皆様に心より感謝申し上げます。