古本回収で映画館復活を
NPO法人キッズバレイ主催の「#ソーシャルインパクトチャレンジ」の一貫として、桐生駅のオーライで開催された「every本~えぶりぼん~」に寄らせていただきました。
「#ソーシャルインパクトチャレンジ」は4日間のプログラムの中で、参加する中高生が社会課題を見つけて解決策を見つけていくチャレンジです。これまで2回開催されたプログラムの中で参加した8名が考えた社会課題は「桐生に映画館を復活させる」こと。それを実現するため、古本回収により人との繋がりをつくり、募金を集めていくという方法を考え、本日実行に移しました。
本をみんな(everyone)のために役立てるという意味からと名付けられた今回の取り組みは、元の持ち主のエピソードカードを添えた本を展示し、それらの本をお好みの価格で購入することができます。その他、募金箱も置かれ、随時寄付も募っていました。今回集まった寄付は、桐生で映画館復活に向けて映画鑑賞会に取り組んでいる「きりゅうシネクラブ」の応援に活用される予定です。
活字離れが叫ばれる中、本を活用した社会課題解決の取り組みを中高生の皆さんが主体的に取り組んでくれたことを心から嬉しく思います。参加した子ども達にとって今回のプログラムが地域を見つめ直す一つのきっかけとなり、自分達で企画運営する経験を今後の人生に活かしていってもらえたら嬉しいです。
プログラムもいよいよ大詰め。最終回に向けて、子ども達の成長を楽しみにしています。