子どもの事故予防の研修会
昨日は私が参加している「子どもの事故予防地方議員連盟」主催の初の研修会がリモートで開催され、私も研究発表をさせていただきました。
この議連は子どもの事故予防に取り組む地方議員により一昨年設立された組織です。現在は50名以上の地方議員が参加しており、子どもの事故事例の共有や国や業界団体等への要望活動、全国の自治体へのアンケート調査などを通じて、予防できる子どもの事故の発生をなくすための調査・研究に取り組んでいます。
詳細は議連のHPをご覧ください。 http://kodomo-jikoyobo.sub.jp
これまでの具体的な活動事例では、保育園での節分行事における豆の誤嚥事故を受けた調査活動などがあり、業界団体において「注意喚起表示」の徹底が図られるなど具体的な成果に結び付いています。なお、研修会の第一部では、今年度実施した「豆まきに関するアンケート調査」の結果についても共有されました。
また、会員限定で行った第二部では国民生活センター様にご講演をいただき、様々な状況における子どもの事故事例について具体的に解説をいただく中で、見識を深めることができたように思います。
ちなみに私の研究発表は、個人的に調査に取り組んでいる「公園遊具の事故予防」についての課題提議をさせていただき、日頃の点検体制や対象年齢表示などについて情報共有をさせていただきました。
今回の研修会を通じて感じたことは、全国の自治体においての地域性の違いや、都市部・地方部とでの課題の違いがあるということです。全国の仲間が集まり情報共有することで、自分達の自治体の進んでいる部分や、取り組みが遅れている部分など、自らの立ち位置を確認することができ、課題の把握や改善提案に繋がっていくように感じます。
今後も議連の活動を通じて見識を深め、少しでも地元に還元できる施策に落とし込んでいけるよう努めていきたいです。
※グラレコは板橋区議会の南雲由子議員に描いていただきました。ありがとうございます!