SDGsをより身近に

先日、群馬県商店街振興組合連合会と桐生市末広町商店街振興組合による共催の研修会『カードゲーム「2030 SDGs」を通じて学ぶ商店街とSDGs』に参加させていただきました。講師は(株)ミツバ環境ソリューションの神部安希子さんです。
カードゲーム「2030 SDGs」はSDGsの17の目標を達成するために、2030年までの道のりの中で、目標達成に向けた取り組みを疑似体験するゲームとなっています。各チームには価値観の異なる目標を与えられ、一つの世界の限られた資源の中でみんなが豊かになれる道を模索していきます。前半はただただ自分の目標に向かって進んでいきますが、世界は経済発展したものの環境と社会のメーターは悪化。後半は各チームの求めるものと、自分たちのチームが与えられるものをすり合わせて、自分たちがどう行動したらこの世界がどう良くなっていくのかを考えられるようになりました。実生活でも目の前のことに夢中になって、周りが見えなくなってしまうことがありますが、地球規模で考えても同じことが言えそうですね。


SDGsの言葉は聞いたことがあるけど、説明はできない。そんな方も多いかと思います。SDGsを感覚的に理解し、様々な場面で自分がどう適切な判断をしていけるのか、カードゲーム「2030 SDGs」はそれらを会得するために有用なツールであると感じました。今後、様々な場面でこのゲームを活用した学びの場が広がっていくことを期待しています。講師の神部先生、貴重な機会をいただきありがとうございました。
現在、桐生市制施行100周年を記念して「チャレンジ!SDGs目標達成100の行動」を実施しています。日常生活の中でSDGsを意識した行動を100日間チャレンジして、達成すると「SDGsホイールバッジ」がもらえるというイベントです。
「残さずご飯を食べた」「エコバックを利用した」「公共交通で移動した」など、簡単な身近な行動でも大丈夫。一つでも行動できた日はチャレンジシートにシールを貼って、100日達成できたら桐生駅の市民活動推進センター「ゆい」までご持参ください。チャレンジシートの配布も「ゆい」で行っています。まずはチャレンジシートをもらいに行くことが最初の一歩。多くの皆様のご参加をお待ちしております。