アンカンミンカンとの出会いから9年

少し長い文章となります。今月6日、2011年から毎月第一木曜日に続けてきたアンカンミンカンの「桐生まちなか配信」が100回目の開催を迎えました。ご来場いただいた皆様、お祝いのお言葉をいただいた皆様に心から感謝申し上げます。

アンカンミンカンのお二人と出会ったのは2011年5月に行われた群馬デスティネーションキャンペーン(群馬DC)のオープニングイベントで声を掛けさせていただいたことがきっかけです。奇しくも今年は再び群馬DC開催の年。早いもので9年の月日が流れました。

当時、震災からの復興を願い、桐生市の被災文化財を応援するチャリティーイベントを計画していた私は、アンカンミンカンのお二人に相談させていただき、同年10月に開催にこぎつけることができました。このイベントにはアンカンミンカンをはじめ、各分野のアーティストさんなどがチャリティーで出演してくれました。その翌月から、アンカンミンカンのお二人と協力しながら始まったのが「桐生まちなか配信」となります。

第一回は旧今西豆腐店(現Rooster様)の空き店舗で始まり「お笑いの力で商店街に明かりを灯そう」というキャッチフレーズもと、空き店舗に人が集い、商店街に足を運ぶきっかけを作るイベントとしてスタートを切り、アンカンミンカンのお二人の集客力のお陰で、初回から20名ほどのお客さんが訪れてくれたことを覚えています。

あれから月日は流れ、開催場所も時間も、出入りする人の顔ぶれも変わったけれど「お笑いの力」で人を結び続ける空間としての役割は、今でも何一つ変わっていません。そして、この桐生まちなか配信があったから多くの仲間達にも出会うことができました。

第二回配信に出演してくれた本島ヒデオさん、本島さんとの縁で繋がった佐藤としひこくん、そして「まちなか配信」をきっかけに2012年に生まれた「桐生ワイワイむ~びぃ部」を通じて出会ったロックアプリケーションの小暮さん。今のまちなかテレビがあるのも、今私が議員をやっているのもこの3人との出会いがあったからと断言できます。

これまでたくさんの仲間と出会えたのも、スタートにはアンカンミンカンのお二人との出会いがあり、「まちなか配信」という集える場所があったからこそ。私以外にも「まちなか配信」で出会い結婚した人や、繋がったひと、一歩を踏み出せた人たちがたくさんいると確信しています。そして、そのような場所であり続けられたら嬉しいです。

これからも、アンカンミンカンの「桐生まちなか配信」が、笑いを通じて人と人を繋ぎ続けるこの街の大切な機能の一つとして、そしてこの場所に集う皆様にとっての大切な場所として、150回、200回と続いていってくれることを願っています。

最後の写真は2 回目の開催を伝える上毛新聞シャトルの記事、そして100回目を伝える記事です。これまでかかわってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。そして、これからもよろしくお願いいたします。