古民家の維持と再生

11日にPLUS+アンカーで開催されたアートカフェに寄らせていただきました。このイベントは群馬大学理工学部の主催で、サイエンスカフェとアートカフェが隔月で開催されています。今回のゲストトークはPLUS+アンカーの古民家の大家さんである角田晃嗣さんです。角田さんには私が桐生の街中で活動を始めた当初からずっとお世話になっており、この日の超満員となった会場の様子からも角田さんの人望の厚さが伺えます。

角田さんお話しのなかでは、桐生の街の風景の移り変わり、PLUS+アンカーが建っている旧角田家の土地利用の変遷、また街や地域の皆さんとどの様に関わってきたのかなど、今まで知ることのなかった歴史の一端をお聞かせいただきました。

街の風景や建物を守っていくとき、一人では越えられない様々な課題があり、今のPLUS+アンカーがあるのも多くの方々との出会いや支え合いがあったからこそなのだと思います。そんなPLUS+アンカーに、この日も多くの皆様が集い語り合っている。ここからまた新しい出会いや歴史が生まれる予感がした、そんな素敵なアートカフェでした。

80歳を越えてもまだまだお元気で、人と人を繋げ続ける角田さん。自分も負けてられないなと感じるとともに、とても元気をもらうことができました。これからもよろしくお願いいたします。