桐生消防署東分署 安全祈願祭
23日、桐生消防署東分署建設工事の着工にあたり、建設地にて安全祈願祭が開催され、所管委員長として出席させていただきました。
現在桐生市東1丁目にある東分署は築50年が経過し老朽化が著しく、また現在地建て替えが難しいことから移転整備することが決定していました。移転先は天神町1丁目の旧北中プール跡地となります。山手通りと県道桐生田沼線(本町通り)の両側に出動できる立地で、歴史的建造物が多く残る桐生新町重伝建地区にも近いことから、文化財を守る観点でも対応能力が向上するものと期待されています。
建物は周囲の景観に配慮して和風のたたずまいとなっており、屋上に訓練スペースを設けるとともに、女性職員にも配慮した設計となっているなど、様々な部分で現在の分署より設備面が改善されることが本会議の質疑等でも確認されました。
この度の東分署整備により、桐生市の防災・減災能力が向上し、市民の安心安全に繋がっていくことを期待しています。また、近隣には群馬大学理工学部も立地していることから、地域との連絡調整をしっかり図っていただき、共存共栄する施設となるような配慮をしながらの運用をお願いしたいと思います。
まずは安全第一で、完成を楽しみにしています。