まずは桐生の強みを認識することから

有機・無農薬の給食に関する勉強会

本日は参議院議員会館にて有機・無農薬の給食に関する勉強会(準備会)に出席させていただきました。千葉県いすみ市や東京都武蔵野市などの有機学校給食先進地があることを知り、決して夢物語ではないのだと認識を新たにしました。桐生においては、新里町、黒保根町における遊休農地対策も兼ねて、遊休農地を活用した有機のお米をブランド化するなど、農業振興策と両立するような形で提案を行っていくことで現実に近づいていくのではないかと思います。この分野に関しては、まだまだ勉強しなければいけないことが山ほどありそうです。機会を見て先進地視察にも行ってみたいと思います。

イケバス

帰りに豊島区池袋に寄り道。池袋駅周辺では昨年11月より、桐生市の自動車会社(株)シンクトゥギャザー製の低速電動バスe-COM10(桐生ではMAYUの愛称で呼ばれています)が合計7台、2路線を20分間隔で周遊しています。デザインを鉄道車両デザインで有名な水戸岡さんが担っていることもありますが、同じ車両なのにイケバスとMAYUでは全く違う印象です。背景の華やかさも相まって都会的な景観を作り上げています。もう一つ決定的に違う点は、一回当たり200円の運賃をとっていること。桐生市では営業ナンバー(緑色ナンバー)で運行できないことがネックとなり、料金徴収は行っていません。写真のイケバスのナンバープレートは白に見えますが、実はオリンピックパラリンピックの特別仕様ナンバーであり、よく見ると外枠が緑色であることから営業ナンバーであることがわかります。桐生でも運賃を徴収しての旅客運送が可能となれば、観光以外の使途にも可能性が広がっていくと感じます。イケバスがどのような方式で運行されているのか、ぜひ一度詳しいお話しをお伺いする機会をいただけたらと思います。

イケバス

何れにしましても、桐生市産の電気自動車が全国に広がっていっているのはたいへん喜ばしいことです。桐生市もメーカーのおひざ元の街として、e-COM8やe-COM10のよりよい活用方法を積極的に提案していくべきだと改めて感じました。

外からの視点で見たときに、桐生の強みを改めて認識することも多くあります。きっと、まだまだたくさんの強みが眠っているはずです。