桐生・みどり未来創生会議 初開催

本日18時より、桐生市市民文化会館において桐生・みどり未来創生会議が初めて開催されました。

この会議は、両市が緊密に連携して各分野の施策を進めていくことで、行政の効率化や市民サービスの向上につなげることを目的として、7月に桐生市長・みどり市長の両者で合意して設置されたものです。

これまでも両市の連携を図るための会議は複数設置されてきた経緯がありますが、今回のように構成員が全て市民であり、原則公開として開催される会議は初めてとなります。私はこの第一回目の会議を一般傍聴として拝見させていただきました。

委員に選任されたのは両市の自治会関係者、商工業関係者、農業関係者、ボランティア団体関係者、PTA関係者、学識経験者など。開会に当たり、荒木桐生市長からは「生活圏、経済圏を共有する両市民が連携事業に取り組みことで、両市民が互いに恩恵を受けられるようにしたい。」須藤みどり市長からは「これまでも桐生・みどり地域は様々な連携を図ってきた。鉄道が4路線、25駅ある地域は県内に他にない。この会議を通じてより豊かな地域にしていきたい。」と言った趣旨のご発言がありました。

今回の会議の中では今後重点的に取り組んでいくべきテーマが協議され、重点項目は「観光の視点も踏まえた公共交通」と「防災・防犯」に決定。次回以降、具体的な連携について協議を進めていくこととなります。

傍聴させていただいた印象としては、両市から選出された委員の皆様から積極的に解決すべき地域課題に対する発言が多数あり、連携について前向きに、そして積極的に推進していきたいという想いを感じとることができました。

少子高齢化が進展し、都市間競争がより厳しくなってくることが予想される中、生活圏を共にする桐生・みどりが連携を深めていくことは必然であり、将来的には市の境界に関係なく、この地域で生活する皆さんが一様なサービスを受けられるようになることが一番の市民利益であると感じています。

次回の会議開催は2か月後。スピード感をもって各種施策が実行されていくことを期待しています。