水のふるさと
28日は桐生が誇る漫才師「アンペアー」のお二人が出演するとの噂を聞きつけ、水上町の奈良俣ダムの湖畔で開催された「利根川源流祭り2019」に寄らせていただきました。
到着後、いきなり会社の先輩家族にお会いしたり、いつもの面々もちらほらとお見かけしたり、桐生から2時間という距離を感じさせないホーム感に満ちた会場にはダム好き(?)が多数集結し賑わいをみせていました。心配された台風の影響もほとんどなく、絶好のダム日和。ダムマニアとして知られるアンペアー酒井さんのダムものまねクイズも大いに盛り上がり、おそらくこの先披露されることはないであろう貴重なネタも堪能できました。私も土木出身者として、ある程度ダムに関する知識があると思っていましたが、まだまだですね。
奈良俣ダムには初めて寄らせていただきましたが、石積のロックフィルダムの美しさは日本の技術の結晶だと思います。群馬県内でも水上町は遠く離れており、普段は関係ないように感じるかも知れませんが、このダムの水は新里町やみどり市の水利にも繋がっており、遠くでは千葉県の九十九里にまで達しています。まさに関東の水がめと呼ぶに相応しい重要な施設です。
帰りにはアンペアーのお二人と奈良俣ダムの内部見学にも参加。普段飲んでいる水がどこからやって来るのか。それまでの過程にどれだけ多くの人達が関わっているのか。当たり前に水を飲めることのありがたさを改めて感じた一日となりました。
いよいよ梅雨も明けて夏本番。ドライブも兼ねて、避暑地としても魅力的な奥利根のダムを訪れてみてはいかがでしょうか。