産学官連携による地域活性化

北関東産官学研究会

本日は北関東産官学研究会の総会に出席させていただきました。同研究会は桐生市及び群馬県を中心に北関東地域の企業と群馬大学等の研究機関、また行政機関とを結び、様々な分野における共同研究等を支援している団体であり、桐生市織姫町の地場産業振興センター内に所在しています。

19年目を迎える北関東産官学研究会では、産学官による共同研究に対して支援をおこなっており、桐生市を中心とする企業と群馬大学を中心とする公的研究機関、及び行政を繋ぐ機会を提供しています。これまでの19年間に共同研究事業に採択された企業支援は実に240件。今年採択された企業は市内を中心に9社となり、繊維関係の会社が多く採択されていた印象を受けました。技術革新により発展を図る各企業の姿勢からは、たいへん前向きな印象を受けています。

桐生市に北関東を代表する産学官連携の中心機関があることは桐生市の大きな価値であり、この価値を最大化していけるよう、行政機関としてしっかり連携支援体制を構築していくことが重要です。群馬大学理工学部が所在する都市として、大学や同研究会の価値を活かしながら、地域産業の発展に結び付く各種施策が実行されることにより、大きな成果に結びついていくことを期待しています。

活動報告

前の記事

掌のうつわ