桐生の木材が動き出す

17日に桐生木材ヤードの地元説明会が開催されました。桐生市は市域の7割を森林が占めており、市内の人工林は成熟期を迎えていることから適切な整備・保全が急務となっています。

桐生木材ヤードは桐生市梅田町皆沢の旧皆沢グランドを活用した木材(丸太)のストックヤードで、この場所に持ち込まれた木材を測定・軽量し価格をつけて製材工場に販売する、いわば木材の市場のような機能を果たす施設となります。体制としては、土地の提供と整備は桐生市が担い、事業主体は群馬県森林組合連合会が、運営は桐生広域森林組合と(有)林開が担っています。

木材は切り出しのコストの他、販売する為の輸送にも多額のコストが必要となります。地域で木材に価格が付くことが輸送費等を含めたコストの削減に繋がり、桐生広域の木材流通の活性化や林業の再生に結び付くことを期待しています。