イベント花盛り

遅ればせながら先週末のお話し。市民活動や商店街活動が活発な桐生では週末毎に様々なイベントが行われています。

先週末も本町通り、末広通り周辺を中心にイベントが盛りだくさんでした。本町6丁目のプラスアンカーでは「みんなのくろほね展」が初開催。意外に知られていない黒保根の魅力をこれでもかと詰め込んだ空間づくりは、イベント関係者の皆様の努力が感じられます。数量限定のくろほね定食も、素材の良さが引き出された最高にシンプルで最高に美味しい定食に仕上がっていました。

本町2丁目の有鄰館では「わがママMarket」が開催。この場所では初開催です。今まで見てきた有鄰館のイベントのなかでは最大級の集客力だと感じました。そして、今まで見たことないくらい客層が若い。子ども連れのかたの姿もたくさん見かけました。この世代をこれだけ集めたイベントは桐生では貴重だと感じます。これも並々ならぬ準備と、告知への努力や創意工夫の賜物だと思います。

最後に寄らせて頂いたのは、桐生倶楽部の利活用を目的として初開催された「さくら祭り」です。こちらはうってかわって年齢層は高め。来場者の皆様の楽しそうな表情、和やかな雰囲気に包まれた空間が印象的でした。

全てのイベントに言えるのは、初めての試みのなかで多くの方の支持を得て賑わっていたこと。イベントを企画して実施するまではできても、集客力のあるイベントを作り上げることは一朝一夕にはいきません。これらのイベントがこれだけの賑わいを生み出せたのはテーマがしっかりしていて、ターゲットとする人たちにしっかり情報が届いたからに他なりません。

新たな人たちが、また新たな街の賑わいを作っていく。この流れを絶やすことがなければ、街は必要とされ、集う場所であり続けます。今回、新たなプレーヤーの新たな取り組みが開花しようとしている様子を見て、桐生はまだまだ元気になると確信しました。

人材&コミュニティはまちづくりには欠かせないものです。行政では担いきれない部分は民間の力をお借りしながら、桐生が健全であり続けるための活力を生み出していく必要があると改めて感じます。

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