人間と動物が共存共栄するには

本日は新里猟友会の活動で新里町奥沢の公有林へ。有害鳥獣対策の活動は自然の野生鳥獣の生態系を維持し、人とのトラブルをなくすことが根底の目的となります。

今年はイノシシが減少傾向で、今回の調査でも生息の痕跡は少ないように感じました。奥沢の尾根の向こう側、みどり市大間々町の山林は尾根から20m程度の幅で伐採されていました。椎茸の原木栽培等に用いるため伐採したようです。

自然の山に見えても人の手が入っている山はたくさんあります。今回のようにたくさん人の気配がする山では、きっとイノシシも居心地が悪いはずです。

シカやイノシシが人間の活動とバッティングせずに平和に暮らしていけるのが一番。そのためには、動物を追い払うだけでなく、人間の側も譲らなければならない部分もあるのかも知れません。現場を見て感じるものがたくさんある一日となりました。