感性を磨く週末。イノベーションアカデミー、桐生ユネスコ協会、吹奏楽祭

8日(土)の午後は桐生イノベーションアカデミーの事業アイデアプレゼンテーション&講義があり、実行委員会メンバーとして参加させていただきました。この日は現役の大学生から60代まで12名の受講生が、構想している事業プランを個性豊かに発表。かなり具体的なプランもあれば、まだまだ練り上げる必要があるプランもありましたが、全てに共通しているのは「やりたい」という受講生の気持ちです。目的意識はしっかり持っているので、ここからは自分自身の届けたい価値と、顧客が求めているニーズの擦り合わせが重要になってくるのではないでしょうか。ということで、次回に向けての宿題は市場調査です。実際に顧客の声を聞き、事業プランにより磨きがかかっていくことを期待しています。

そのあとは桐生ユネスコ協会創立75周年記念講演会へ。アフリカのレソト王国のパレサ・モセツェ大使とママスーファ・ソーリ参事官が来桐され、レソト王国の魅力についてお話をしてくださいました。レソト王国は南アフリカに囲まれ、平地が一切なく、全土の標高が1400mを超える「天空の王国」です。いわゆるアフリカでイメージする風土とはだいぶ違うようです。国は君主制で国会は二院制など日本に似た政治体制であり、人口が200万人強で内陸国というところは群馬県民として親近感がわくところです。遠いアフリカの国と桐生とのご縁が繋がったことはたいへん貴重なことであり、これをきっかけに様々な交流が進んでいくことを願っています。

そして、9日(日)は美喜仁桐生文化会館で開催された桐生地区吹奏楽連盟 吹奏楽祭へ。桐生市周辺の中学校・高校の吹奏楽部が総出演するステージです。私は地元の新里中学校の応援で寄らせてもらったのですが、前回の演奏会から更に演奏に磨きがかかったように感じました。やはり人前で発表する機会があることは、成長の一つの原動力に繋がっていくのかも知れませんね。更なる進化を期待しています。