クロスロードで新たな気づき
13日(火)に全国若手市議会議員の会 災害対策研究部会&女性活躍推進部会 合同研修in宇都宮に参加させていただきました。研修内容は「クロスロード体験ワークショップ」です。
「クロスロード」は阪神淡路大震災をきっかけに考案されたカードを用いたゲーム形式の防災教育教材で、課題に対して YES か NO かで自分の考えを示し、参加者同士で意見交換を行いながらゲームを進行していきます。今回の研修では、前半は災害時の対応について、後半は出産や介護などを想定して誰もが働きやすい議会となるためにはどうしたらいいか、この2つのテーマで意見を交わしました。
今回クロスロードを体験して感じたのは、先入観を持って答えを出してはいけないということです。様々な立場や想定によって答えは変化し、答えが一つになるとは限りません。特に、災害時などにおいて緊急の判断に迫られたとき、また避難所等でストレスが溜まっている状況で意見が割れたときなどに、自分がなぜそう考えるのか、また相手がどうしてそう判断したのか、一度冷静になって考えることで、より良い答えが出てくるように感じました。
災害対応として開発されたこのクロスロードですが、今回のような社会問題についてや、学校での道徳教育など、様々な場面で活用が期待できそうです。桐生市でも活かせるかどうか、研究・検討していきたいと思います。
今回設営をいただいた全国役員の皆様、また講師を引き受けていただいた取手市議会事務局 岩崎弘宜 様、素晴らしい研修をありがとうございました。